疲れが取れないと悩んでいることってありますよね。
早い時間から寝たはずなのに、ぐっすりと眠れなかった、休日に1日のんびりして過ごしていたのに、だるさが抜けきらないこともあります。
一体、なぜなのでしょうか。
それは、疲れを取りたいとあなたが取ってしまった行動が原因かもしれません。
では、どんな風に行動すれば疲れは取れるのでしょうか。
また、根本的な疲れの原因の正体を調べてみましたので、ご参考になさってください。
目次
慢性疲労を放置してしまうと…
毎日、疲れを感じて取れない、すっきりしないなどの症状は、慢性疲労と呼ばれる病気であることが考えられます。
この慢性疲労ですが、はっきりとした原因は個人差があるために解明されていません。
しかし、放置したままで6ヶ月以上経過すると、慢性疲労症候群と言う状態になってしまいます。
疲れから、日常生活さえもままならなくなり、起きることもできないような状態へと体が変化します。
目からくるような疲れもあります
眼精疲労と言う言葉を聞いたことがありますよね。
仕事で、パソコンに集中したり、小さな文字を長時間見続けたりすることで、目に疲れや痛みが生じてしまいます。
大したことはないと思いがちですが、放っておくと、体のあちこちに負担が出てしまいます。
目がショボショボとするだけではなく、肩こりや頭痛、吐き気などの症状に発展することもあります。
また、更に目が疲れてしまうことで、近視やドライアイ、緑内障、白内障などの目の病気にも進んでしまうこともあり、場合によっては手術が必要な事例もあります。
目が見えにくいなと感じたら、早めに休憩を取るようにしたり、目薬を点したりすることが大事です。
うつ症状になってしまうかも…
疲労を放置することで、うつ症状になってしまう恐れもあります。
疲れが解消できない場合は、体の中にストレスが溜まってしまい、積み重なっている傾向が見られます。
短い時間でも、自分の好きなことでストレスを解消して、うつ傾向をストップさせるようにしましょう。
その原因とは?
疲れが取れない原因は、不規則な生活が続いているせいかもしれません。
毎日の睡眠時間は、一定でしょうか。
仕事が忙しい時には、短時間で睡眠不足をなんとかやり過ごしていると言う状態ではないでしょうか。
睡眠時間が少ないと、睡眠の質も悪くなり眠っていても疲れが取れないこともあります。
休日に寝だめをするという方もいますが、それも逆効果になってしまうことがあります。
日頃の不眠を改善しようと、休日に朝ゆっくりと眠ったり、長時間、横になったりしてしまいますが、返って睡眠のサイクルが上手く回らず、体内時計がリセットされないことで、疲れが取れないままになってしまいます。
回復するには?
運動による疲労回復効果
運動不足を解消することも疲労回復には、効果があります。
毎日15分間、歩いて通勤したり、駅の階段を自分の足で上り下りしたりすることで、運動不足も防げます。
全く運動をしない日が続くと、筋力が低下して肩こりや腰痛になったり、頭痛になったりすることもあります。
また、毎日、運動をすることで、日々のストレスを和らげる効果もあります。
体だけでなく、心も晴れやかな気持ちになります。
また、運動すると、体が心地よく疲れて、熟睡できますよね。
疲れを取りたいと思った時には、軽い運動を行うことが大事なのです。
食事のバランスを整えよう
疲れが取れない原因の一つとして、栄養が偏ってしまうことが挙げられます。
忙しいからと言って、簡単なインスタント食品や買ってきたお弁当などで毎日の食事を済ませていませんか。
食生活が偏ってしまうと、取りたい疲れも取れないままで体の中に残ってしまい、エネルギー不足に陥ってしまうことがあります。
ビタミンやミネラルなど、疲れに効果のある栄養を取るようにしましょう。
病院で診察を受けてみよう
自分では大きな病気ではないと思っていても、もしかして隠れた病気があるかもしれません。
微熱が続いたり、ダイエットをしていないのに体重が減少したりするなどの心配な症状がある場合には、病気の可能性もあります。
かかりつけの病院で相談してみましょう。
症状にあった薬の服用で、簡単に治ることもあります。
無理をせず、体を回復することに努めましょう。