子供の『好き嫌い』……って、大変ですよね。
特に、野菜!!「肉ばかり食べて、野菜を全然食べてくれない」
そんな悩みをお持ちではありませんか?
「放っておいても、そのうち食べられようになる」
今は目をつむって、自然と食べられるようになるまで待つ……
それも一つの手だと思います。
「でも、このまま放っておいてホントに大丈夫かしら……」
もちろん、個人差というものがありますから、放っておいても大丈夫なケースもたくさんあると思います。
でも、もしも以下の傾向があるようなら、少し気を付けた方が良いかもしれません。
目次
こんな症状に注意です!
- 身長が伸びない、または肥満になる
- イライラ、落ち着かない
- 便秘がちになり、免疫力も低下!
これから順番に説明していきますね。
身長が伸びない、または肥満
野菜を食べると、ビタミンやミネラルだけでなく、カルシウムもバランスよく取ることができます。
一般的に『野菜不足』と言えば『ビタミン不足』、『ミネラル不足』と連想されることが多いようです。
ところが、野菜には成長期に必要なカルシウムも多く含まれているんです。
昔からよく「牛乳を飲むと伸長が伸びる」言われていますね。
それは牛乳にカルシウムが含まれているからですが、お子さんよっては乳製品がダメだというケースもありますよね。
また、『野菜不足』から来る『ビタミン不足』を豚肉で補おうとするケースもあるようです。
このように、ビタミン不足を豚肉、カルシウム不足を乳製品で補おうとしたら、今度はカロリーがオーバー気味になってしまい、肥満になりやすくなってしまいます。
イライラ、落ち着かない
子供は毎日、様々な新しいことを、物凄いスピードで覚えています。
ずっと見ている親からは、そうは見えなくても、成長期の子供は、どんどん出来ることが増えているのです。
その成長期の子供の脳を支えるために、多くのビタミンとミネラルが必要になります。
そのビタミンとミネラルが不足するとどうなるのでしょうか?
一般的に情緒が不安定になり、イライラしてかんしゃくを起こしたり、逆にクヨクヨして、ものごとに対して無気力になったり、投げやりになりやすくなると言われています。
これは、脳内にある『情緒を安定させる物質』が生成されにくくなるからだそうです。
便秘がちになり、免疫力も低下!
食物繊維が不足すると、大人でも便秘がちになりますよね。
便秘ということは腸が弱っていることです。
この腸!実は最大の免疫器官なのです。
私たちは、日頃の食事と一緒に、さまざまな雑菌やウィルスなどの病原菌も一緒に口の中から入って来ています。
それらの侵入を、いつも食い止めてくれている器官でもあるのです。
ですから腸が弱るということは、外界からの病原体への抵抗力が弱ることでもあるのです。
単なる消化や吸収が弱まるというだけでないんです。
子供の野菜嫌いには理由がある
だからといって、アセってはいけません。
あまり強制的に食べさせると、よけい野菜が嫌いなったり、お母さんのプレッシャーが子供にも伝わって悪影響です。
そもそも、どうして子供は野菜が嫌いなのでしょうか?
まずはその理由を知っておきましょう。
それは、人間の本能なのです。
本能的に“苦味は毒”、“酸味は腐ったもの”と判断するように、人間の体にインプットされているからなんです。
そして、子どもはその“苦味”、“”酸味”の味覚が、大人より敏感なのです。
野菜の多くは、苦みや酸味がありますから、野菜の苦手な子が多いのも納得ですね。
野菜を食べてもらうあの手この手
一般的には、大人になるにつれて野菜嫌いは解消されてきます。
根気よく取り組んで行きましょう。
以下、様々な工夫を紹介します。
好きな野菜を少しずつ増やす
甘みのある野菜を中心的に食べさせてみてはどうでしょう。
- フルーツトマト
- かぼちゃ
- にんじん
- とうもろこしなど
いろいろな調理法を試してみる
ちょっとした調理の工夫で効果を発揮することがあります。
- ピーマンは、横向きに切ることで苦味が出にくくなりますし、下茹でしておくことで更に苦味を取り除くことが出来ます。
- たまねぎは、水にさらしておくと苦味を減ります。「でも……栄養素が流れ出てしまうのでは?」と気になる人は、水の変わりに調味料につけておいて良いと思います。
- ニンジンは、繊維と直角に切ると、味が染みやすくなります。
切り方を変えて食感を変える
キャベツの千切りなどは、オトナにとってフワッとした食感ですよね。
ところが、子どもにはパサパサして「気持ちワルい……」という事がなるようです。
- たまねぎは、繊維に沿って切ると、苦味が出にくくなり、シャキシャキとした食感に変わります。これなら子供も食べごたえを感じて食べてくれそうです。
- ニンジンも、繊維に沿って切ると、シャキシャキとした食感になります。
必殺技「すりおろす」
全ての野菜に共通の必殺技として、「すりおろす」という方法があります。
スープに混ぜたり、ハンバーグなどに混ぜ込んでみましょう。
焼いてダメなら煮てみる
煮物にすると、やわらかくなるので、食べられるケースもあるようです。
そのとき、おとな用のしょっぱい味付けから、甘い味付けものに変えてみてはどうでしょう。
お菓子などの、砂糖や塩分の強い加工食品はなるべく遠ざける。
ふだんから刺激の多い食べ物に慣れていると、それよりも刺激が少ないと、まずく感じるようになります。
だんだんと普通の味付けでは、満足出来なくなるのは大人も同じですね。
食べられたら、褒めてあげる
やっぱり親御さんの褒めことばが一番のご褒美です。一度食べられるようになったら、当たり前にならないように何度でも褒めてあげましょう。
補助食品で補う
それでも大変な人、心配な人は、補助食品で補う事も考えましょう。
最近では、様々なサプリや、青汁といった商品もありますので、そのような補助食品で補うという考えも賢い選択だと思います。
ですが、大人なら、健康のためと割りきって、そのような補助食品を摂ることに難色を示さない場合でも、健康に関心がないお子さんはどうでしょうか?
青汁も最近は飲みやすくなって来ているようですが、それでもお子さんが嫌がるケースも多々あるようです。
普通の野菜ですら嫌がるお子さんに、さらに苦味がある青汁や、薬を連想させるサプリを習慣づけるのはかなり難しいようです。
ご飯好きのお子さんに救世主!
ところが、野菜や乳製品など、好き嫌いがあっても、意外にも、お米、ごはんは好きというお子さんが多いようです。
それなら、お米を炊くときに、サッとお釜に入れておくだけで、野菜不足を補えるという健康補助食品の『ひとてまい』というものがあります。
気になる方は、公式サイトを覗くか、口コミもチェックしてみてはいかがでしょうか。